道後温泉別館 飛鳥乃湯泉 学生けんちくレポート(3)

こんにちは、すとうです。今回は僕の住む町、道後で今賑わいを見せている「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」を中心に道後温泉地区について紹介していこうと思います。


道後温泉は観光地としてよく知られているので、その名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。道後温泉本館は日本最古の温泉ともいわれる歴史ある温泉で、その壮観さは何度訪れても感動が沸き上がることだと思います。


特に2017年9月に新たにオープンし賑わいを見せている飛鳥乃湯泉、椿の湯は道後温泉本館とは違った特徴的な外観をしています。特に飛鳥乃湯泉は飛鳥時代の建築様式を表現した全く新しい新湯で、飛鳥乃湯泉と椿の湯の中庭や内装外装など、基本の構想を手掛けたのは東京大学名誉教授であり建築家の内藤廣先生です。

工事中もどんなものが出来上がるかとワクワクしていましたが、いざ実物を見るとその気持ちよさにびっくりしてしまいます。



飛鳥乃湯泉、椿の湯の間にある椿の森や、両館をつなぐ廊下など多くの見所があります。

9月の終わりごろ飛鳥乃湯泉の温泉がオープンしたときに一度入りに行きましたが、その時も内装へのこだわりや、新鮮さを感じました。(写真は9月撮影)

道後温泉別館飛鳥乃湯泉には、本館にはない様々な特徴があり、天然の露天風呂や、壁面へのプロジェクションマッピングなど、温泉としての機能に加え、アート性なども感じ取ることができます。

二階に上がり、休憩室にてスタッフの方にこの飛鳥乃湯泉の特徴やこの設計のためにどのようなことが考えられているのかを聞いてみました。すると、この道後温泉地区の歴史、飛鳥時代での温泉がどんなものだったか、お風呂への入り方、シンボルとしての温泉のことなど、ここに書ききれないほど密度のある話をしていただけました。


最後に、道後温泉について色々な情報を様々なメディアを通じてえることが出来ると思いますが、やはり実際に出向いてみることが大切だと感じました。そこでしか味わえない空気間のある素敵な空間になっていたと思います。




道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)

公式webサイト https://dogo.jp/onsen/asuka


えひめ建築めぐり

愛媛・松山を中心に、グッとくる建築や街並み、街の活動などを紹介します。 運営:瀬戸内アーキテクチャーネットワーク

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